成長した木を切り倒し、木材として利用する伐採や搬出などの作業を素材生産と呼びます。
環境に与える影響も考慮して1回あたりの皆伐面積を小さくしたり、一定の幅で皆伐する帯状皆伐などを行なったりする場合もあります。
伐採した木を搬出するための経路をつくります。搬出にかかるコストを抑えるため、なるべく重機による集材を行っています。
木を伐採して木材として活用するためには、木を1か所に集めて山から運び出す必要があります。これを「集材」と呼びます。集材した林内作業道で自走可能な重機(集材作業車)を使い土場まで搬出します。
土場に集めた木材を製材所などに運び出すために林業に特化した特殊車両であるグラップル付木材運搬車で運びます。